禁煙の禁断症状は思ったより辛い


(禁煙なんて簡単さで有名なマーク・トウェイン)



ブログ主の後野正面(うしろのまさつら・仮名)と言いいます。
私自身、禁煙して7年程になります。
ぶっちゃけ中学生の頃から25年程喫煙していました。
セブンスターなどを一日40本くらい吸っていました。
どうして禁煙をするに至ったかというと深部静脈血栓症で長期入院した事がキッカケです。
血栓症が重度過ぎて地獄のような痛みに襲われて二度と発症したくないという強い思いとタバコは血管の病に悪影響であるというのが最大の理由です。
副次的に長期入院で経済的窮地に追い込まれた事も手伝いました。

「禁煙なんて簡単さ百回以上やったぜ」

というマーク・トウェインの名言があるように私自身も人生で数回禁煙に失敗した経験がありました。

禁煙は簡単と思っていたのですが、長年の喫煙で完全にニコチン依存症に陥っていました。

当時はお金がありませんでしたから禁煙方法の選択肢は一つしかありませんでした。
そう!我慢です。
根性のみです。
なけなしのお金をはたいてガムと飴を大量購入して我慢する決意をしました。

一日目

なんなくクリア。
禁煙なんて簡単?みたいな勘違いを多くの人が起こします。

三日目

かなりイライラします。
舌打ちが増えます。
手で机をトントンやったりします。
気が付いたらボールペンや紙をくわえています

一週間

イライラは軽減してきましたが、精神的な苦痛よりも肉体的な苦痛に襲われるようになりました。
吐き気
頭痛
めまい
動悸
不眠症
逆に突然眠くなる
悪夢
うなされる

これらの肉体的苦痛が予想以上に酷かったです。
ニコチン解脱の禁断症状ですね。

一ヶ月
肉体的苦痛は少しずつ軽減されましたが未だに不眠症や動悸に悩まされます。
特に悪夢が酷く、うなされる日が続きました。
喫煙している夢も頻繁に見ます。
なんでこんなに辛いんだ?と精神不安になりました。

三ヶ月
肉体的苦痛から開放されつつありますが少しずつ少しずつです。
緩い下り坂を下っている感覚です。
食べ物が美味しく感じてお腹の調子が良くなって嬉しく感じます

半年
肉体的苦痛は殆ど消えました。
たまに喫煙の夢を見たり、日中もボーッとタバコの事考えたりしてました。
当然ですがここ迄一本も吸ってません。

一年
肉体的苦痛は完全に消えました。
たまーーに夢を見たりしますが喫煙したい衝動はほぼ消えました。

三年

忘れた頃に喫煙する夢を見ますが他人が喫煙していると煙が臭くて目が痛いです。
ここ迄くると禁煙に成功したと言ってもいいのではないでしょうか。

七年経った現在も喫煙はしていません。
禁煙した結果凄く太ってしまいました。
それが原因かはわかりませんが血圧が上がり大動脈解離になってしまい命を落としかけました。
喫煙していたらもっと早死したのかは不明です。

ニコチンの禁断症状が想像以上に厳しくて焦りました。
チャンピックスやニコチンパッチ等を使用すると苦痛が軽減できるとは思いますが最後はやっぱり根性が必要だと思います。